わかって欲しい・愛して欲しい気持ちとその先の幸せ

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この気持ちを受け入れるのが難しいわけ

わかって欲しい 愛して欲しい
そんな気持ちでいっぱいになって
泣きたいのに泣けないような
苦しさで胸が辛くなるときも
生きていればあるわよね

その気持ちにのまれてしまえば
涙や寂しさに溺れて
動けなくなってしまうような怖さがあるし

わかって欲しい 愛して欲しいと
一生懸命に手を伸ばすほど
求めるものが離れていくような
辛い状況に追い込まれたような感覚に
さらにもがいて苦しくなるような
頭と心が混乱してしまうこともあるから

この気持ちをそのまま受け入れるのは
とても難しいことよね

それでも
溺れないように一生懸命に
いまある生活や関係を
保とうとする心は
とても美しい強さを持っているのだわ

誰かや何かを大切にしたい
そのためにも自分を愛してあげたい
そう思うからこそ
わかって欲しい 愛して欲しい
その気持ちが心の底から
わきあがってくるのよね

その気持ちにある美しさは
いったいあなたをどんな運命の人へ
変えていくのかしら
誰かにとっての運命の人であるあなた
それはいったいどんな気持ちを抱え
そしてどんな人へと成長したのかしら

この気持ちが持つそのままの美しさ

わかって欲しい 愛して欲しい
その気持ちが持つそのままの美しさ
それは「気持ちを分かち合う」という
心と心をつなぐ澄んだ水のような美しさね

わかってほしい気持ちがあるから
わかりあえた幸せを想像できるし
愛して欲しい気持ちがあるから
愛し合えた幸せを受け入れられるのよね

だって誰にも
わかってもらえなくていい
愛されなくていいと
思って生きていたら
わかりあえた人や
愛し合えた人と過ごしても
そこに意味も価値も
見つけられないのだわ

「いらない」と心が決めたものは
いくら目の前にあっても
無いのと同じようなものよ

だからこうして
わかって欲しい 愛して欲しいと
感じる心があるのなら
それはわかり合える人
愛し合える人と出会えたときに
心がきちんと「この人だ!」って
動き出すのよ

あなたの心が求める人が
あなたの運命の人よ
そして誰かの心があなたを求めたとき
その人にとって
あなたが運命の人になるの

それってとても素敵よね
欠けたところがあるままでも
愛し合えるのはきっと
欠けた自分を愛する力が
誰かの欠けた部分を
愛する力につながって
分かり合って愛し合う日々を
つくりあげていくのだから

この気持ちを受け入れた先の幸せ

わかって欲しい 愛して欲しい
その気持ちを受け入れたあなたは
どんな幸せを感じているかしら

それはきっと
「病めるときも健やかなるときも
手をとりあい一緒に生きる」
そんな幸せなのだわ

気分の良いときだけが幸せなら
きっと困難や不意の出来事は
不幸という名前で呼ばれてしまうけど
欠けた部分を愛することができたなら
困難や不意の出来事さえも
愛を深めるきっかけに変わるのよ

それはきっと
わかって欲しい 愛して欲しい
その気持ちがあって
大切な誰かの心にも
同じような孤独があることを
知っているから変えられるのよね

大切な人の心にも
困難や不意の出来事によって
すり減ったときの傷跡があって
誰かに触れてほしいのに
怖くて隠してしまいたいと
ふるえる気持ちがあるとしたら
その気持ちを大切にするには
何を言えば 何をすればいいのかしら?

考えてみて
きっと見つかるわ

あなたの心が
わかって欲しい 愛して欲しいと
涙をこらえて叫ぶとき
あなたの心はもっと深いところで
何を求めていたのかしら

そしてそれを
自分自身で与えてあげることは
あなたを過去から救い出すだけじゃなくて
あなたが運命の人として輝く力も
育てていってくれるのよ

自分自身にしてあげられたことは
運命の人にもしてあげられるのよ

大切な人と出会って
恋に落ちて
わかりあって 愛し合って
いろんな出来事を経験して
そしていつか終わるのなら

あなたはどんな運命の人として
この世界を生きたいかしら?

あなたが思うあなたでいいの

自分にとって心地良い場所や過ごし方
疲れたときにしてほしいこと
誰かがいなければできないこと

そういうものを見つけておくと
あなたが運命の人を見つけるときに
きっと役に立つわ

不思議と心地良さをくれる人
困難なときになぜかよく関わる人
できないことを手伝ってくれる人
もしそれがあなたにとっての運命の人なら

あなたがいつの間にか衝動的に
そうしてあげてしまう人
その人にとってのあなたは
運命の人なのだわ

わかって欲しい 愛して欲しい
自分の中にあるその気持ちを
まるでお客様のように
おもてなししてあげてみて

そんな時間が増えていくほど
あなたの中にある
運命の人を愛する力も
どんどん育っていくのだから

孤独な気持ちを怖がらないでね
それはきっといつか
大切な人を幸せにするための
いろんな経験をあなたにくれるはずよ

あなたの孤独を
あなたがおもてなしし始めたとき
もう運命の人と引き合う力は
動き出していたのだと
いつかきっと今を振り返ったときに
あなたが感じるその日には
運命の人がそばにいて
寂しさや愛を分かちあっているでしょう

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