隠者：その感情でなにを描こう？
隠者のカードが引き出す共感力
キーカード『隠者』
キーワード：その感情でなにを描こう？
隠者のカードからのメッセージ
誰にも言えない気持ちを
一人で抱える苦しさは
とても辛いものだろう
だけどそれを誰かに
分かってもらうこともできずに
自分一人で
抱えていなければいけないと
決めたのは誰だろう？
きっともっと自由な表現で
誰かの目の前に
あなたの抱える感情を
さらけ出す方法が
あるのかもしれない
たとえば気の向くまま
好きな色を手にとって
画用紙に色を乗せていく
下手だとか上手く見せたいとか
そういう気持ちが浮かんできたら
その気持ちに近い色を選んで
また画用紙乗せていく
水彩でも色鉛筆でも
油性マジックでも
なんでも好きなもので
感情を画用紙に移していって
そうして出来上がったものを
誰かに見せるのもいいし
自分の中だけでとっておくのもいい
大切なことは
感情には様々な色があり
そのどれもが欠けてはならない
大切なものだということ
怒りを人にぶつけてはいけない
確かにそうかもしれない
けれどそれは怒りを抱いては
いけないということではなくて
怒りという感情をどう表現するか？
それを考えることが大切なんだ
色を画用紙に乗せたように
怒りの感情を使って
どんな現実が描けるだろう？
状況が良くなる道を考え
その道を進むエネルギーにしたり
むしゃくしゃした感情を
料理や描画で発散したり
他にはどんな感情で
どんなあなたが描けるだろう？
どんな感情を
どう表現するかは
あなたらしさが決めること
あなたが表現したいと思うものに
怒りや苦しみの感情を使うとき
そこにはあなたらしさの深みが出る
どんな感情も
今のあなたをつくっている
そして感情を表現したり
行動のエネルギーにすることは
あなたらしさをより輝かせる
どんな感情にも居場所がある
それはあなたが
あなたらしく生きるための
そしてあなたを探している人が
あなたを見つけるための
大切なものだということを
どうか覚えておいて欲しい
さあ あなたの感情で
どんなあなたを描き出そう？