習慣や人間関係を見直すと金運アップ

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金運アップリーディング

悪い習慣や自分を傷つける人間関係から離れることで、本来受け取るはずだったお金や愛がやって来る。

星の王子さまからあなたへ

いくつもの星を旅して
大切なものを見つけて
そして小さな星に帰っていった
そういう僕の物語を
あなたはどこかで読んだかな
それともまだ出会ってないかな

僕はずっと遠くの
小さな星に住んでいて
そしてどこかの本の中にもいて
それからあなたの心にも
小さな星と同じように
僕らがいるんだよ

そこにはバラの花がいて
何度も夕日をながめることができて
そのためのイスもある
もちろんあなたのためのイスも
だから疲れたときは思い出して
心の中に僕がいて
あなたと一緒に夕日をながめたり
何か話をしたりして
そうやって少しずつ
いろんな気持ちを
受け入れていけるってことを

さあどんな話をしようかな
そうだね……
僕が旅の最後に訪れた星で出会った
ヘビの話をしようかな
あのヘビは僕の願いを
叶えてくれるって約束したんだ
それは本当に叶ったんだけど
でも……でもね

少し落ち着くための時間がほしいかな
思い出すと胸がドキドキして
少し息が苦しくなるんだ
あのとき僕は本当に苦しくて
でもなんとか笑顔をつくってたんだ
だって大切な友達がそばにいて
僕を抱きしめて
それでとても
泣きそうな顔をしてたんだから

そうだね……少し落ち着いたよ
僕は自分のいた小さな星を出て
いくつもの星を旅して
そしてずいぶん遠くまで来たから
僕の星に帰ろうと思ったときには
なかなか大変だったんだ

僕と出会ったヘビは
遠くにある僕の星まで
帰してくれるって約束をしたんだ
それで帰ると決めた日の夜に
ヘビは僕のところに来て……
それで僕の願いを叶えてくれた
でもそのやり方は
あんまり良いやり方じゃ
なかったみたいだ

僕はとても苦しかったし
息もできないくらい苦しくて
もう声もうまく出せないくらいだった
本当に僕の星には帰れたけど

でもヘビの考えは
僕のために親切にすることじゃなくて
ヘビが自分のやりたいことのために
僕をうまく巻き込むことだったみたい

もし僕が
もっと気をつけていたら
もっとよく考えていたら
あんなに苦しくなかったし
友達を悲しませたりしなかった
そう考えたら今でも
なんだか重苦しい気持ちになるよ

でもね
それは別に悪いことじゃないんだ
あのときの僕は
いろんなことが分からなくて
何も知らないただの子供だった
それだけのことなんだ

だから僕は自分のことを
ちゃんとゆるしてあげられた
いつまでも自分を責めていたら
友達に悲しい顔を
させてばかりになるからね……

今の僕なら
あのときよりも少しだけ
いろんなことが分かるし
自分が強くないってことも
ちゃんと分かってるから
あんなに無理はしないで
もっとゆっくり
来た道を一つずつ戻ることでも
自分の星に帰れるよ

来たときは
いろんな人と話をしたから
時間がかかったけど
帰るときは寄り道しないで
まっすぐ帰れば
少しは早く着くはずだから

僕はきっと
急ぎすぎてたんだ

早くしなきゃ
バラが僕のことを
嫌いになって忘れてたら
すごく嫌だったから
会いたい気持ちの中には
そういう焦る気持ちもあったんだ

バラの花には僕のことを
いちばん大切に思って欲しかったから
だって僕はバラが大好きなんだから

うまく愛しあえなくて
傷つけてばかりだったけど
僕も少し大人になって
ただそばにいることや
一緒に空をながめて
風になでられるのを楽しんで
そうやって過ごすことの意味が
やっと分かるようになったんだ

何かを言ったとか言わなかったとか
そういうことでケンカしたりもするけど
それでも一緒にいるために

バラの良いところを思い出したり
ありがとうと大好きを
たくさん伝えるようにしたり
バラの花が好きなことや嬉しいことを
少しずつ知って覚えていって
バラを喜ばせてあげるんだ

バラは傷つきやすくて
強がりだけど
優しい心も持ってるから
僕がゆっくりと時間をかけて
優しく愛し続けたら
バラも心をひらいて
優しく愛をかえしてくれたよ

僕の話はこれでおしまい
なんだかヘビの話が
けっきょくバラの話になっちゃった
やっぱり僕の心の中のいちばんは
バラの花だからね……

あなたがもしも
お金や仕事のことで
上手くいかないって悩んだり
もっと上手くいきたいって
頑張るときには
僕の話を少しだけ
思い出してほしいんだ

大切なのは
何を叶えるかよりも
どんな人たちと一緒に生きたいか
そういうあなたの心なんだ

最初は自分の心がわからなかったり
なかなか決められなかったり
迷うときもあるけど
僕がいろんな星を旅したように
あなたも迷いながら
いろんな人や場所と出会って
心が動くうちに
自分の心にある
大切なものを見つけ出すよ

そのための扉をひらく鍵は
あなたの心の中から生まれるんだ
さあイメージしてみよう

手のひらのうえには
どれくらいの大きさの鍵がある?
小さいのと大きいのだったら
どちらの方が好き?
あなたの好きな大きさの鍵を
手のひらの上にのせてみて

色はどんなのだろう?
飾りはついてる?ついてない?
あなたの心の中に
好きな鍵をイメージして
できあがったら
少し力を入れて鍵を握って
最後に名前をつけるよ

なんとなく浮かんだ言葉か
好きな色や音楽からでも
鍵の名前にしたいと思った言葉なら
なんでも素敵な名前になるよ

名前が決まったら
鍵を少し握って名前を呼んで
名前を呼ぶたびに
新しい扉が開いて
あなたの心の中が
少しずつ変わっていくのを
感じるかもしれないね……

新しい扉を開くうちに
どうしたら良いかわからなかったことが
自分で決めて良いんだって思えたり
誰かに尽くして疲れてたのが
少し放っておいた方が
上手くいくって気付いて楽になったり
自分を大切にしてくれるひとが
まわりにいたって気づいたり

いろんなことが
変わっていくかもしれないな
もしそうなったら
あなたはどんな人たちと
一緒に過ごすのが好きだろう?

ときどき鍵の名前を呼んだあとに
こんなふうに自分の心にきいてみて
「この鍵を持ってるとどんな人になる?」
「この鍵はどんな人と縁を繋ぐ?」
答えが言葉で浮かぶときもあれば
心で何かを感じるときもあるし
その他にもいろんな形で
きっと答えをあなたにくれるよ

あなたの心は今よりもっと
幸せになりたがってるはずだから

自分を大切にできないときは
お金がどんどんこぼれ落ちていくんだ
でも自分を大切にできないときって
誰かを大切にしてるときだから
それはあなたが優しいってことだよ

でもあなたが自分に
優しくしないままだと
あなたの心も体も
くたびれてしまって
幸せな誰かをうらやむだけで
人生が終わってしまうから
そうなったら僕は嫌なんだ

こんなに優しいあなたが
幸せになれない世界なんて嫌だよ
だからあなたの心が落ち着いて
自分のことも大切にできるように
僕はここから見守ってるよ

僕は遠くの小さな星にも
どこかの本の物語にもいて
それからあなたの心の中で
あなたの心を一緒に感じてるんだ

そうやって僕が一緒にいるから
僕と一緒に自分のことを
大切にしていこう
大丈夫だよ

辛いことが多かったかもしれないけど
これから先は幸せの方が多くなるよ
そのために僕らは出会ったんだ

あなたがきっと心のどこかで
助けて!って何度も呼んでくれたから
こうして僕らはちゃんと出会えたよ
だから自分のことを大切にするうちに
心の外にもそれは広がって
あなたを大切にしてくれる人や
居心地の良い場所や
心を満たす物たちが
あなたと出会っていくよ

何度も鍵の名前を呼んで
いくつも扉を開いて
自分のために生きることが
あなたのお金や仕事を
今よりもっと良くしてくれるから

悲しみをうめるために
お金を使うことが少なくなって
かわりに幸せのためにお金を使って
もっと優しい世界に
自分で歩いていけたり
誰かに連れていってもらえるような
そんな幸せな未来が待ってるよ

幸せな未来に行く途中で
もしも苦しい気持ちや
悲しい気持ちが出てきたら
心の中にいる僕を思い出して
一緒に夕日をながめよう
イスを並べて座るんだ
バラの花もいるよ
それからヒツジもね

あなたの心は
僕らも一緒に守っていくから
幸せになろうね
今よりもっとだよ
自分のこと信じてあげて
あなたは今よりもっと幸せになれる
それができる優しくて素敵な
僕の大好きな友達なんだ