愛されることを望んでも大丈夫
大好きな人とずっと一緒に幸せな日々をつくっている私へ
長続きしなかった頃はこんな考えを持っていたかもしれません
・私が耐えればうまくいく
・命までは取れられないのだから大丈夫
・口答えしないことが幸せの条件だ
長く幸せな関係をつくる力を発揮するあなたはこんな考え方をしているかもしれません
・危険じゃないから怖がらなくても大丈夫
・緊張していたのが嘘みたいに今幸せ
・私は愛されることを望んでも大丈夫なんだ
星の王子さまからのメッセージ
僕はね
前に飛行士さんと出会ってね
ひつじの絵を描いてって頼んだんだ
その人は最初は嫌がりながらも
ひつじの絵を
僕に描いてくれたんだけど
僕はどうしても
気に入らなくって文句をつけた
そしたらその人はまた
ひつじの絵を描いてくれた
そしてまた僕は
ここがもっとこうだったらとか
こんなのじゃダメだとか
今思えば
ひどいことを言ったと思う
それでも一緒に過ごすうちに
だんだんと仲良く
なっていったんだけど
僕があなたに会って
この話を思い出したのはね
未来のあなたが僕に
こんなことを言ったからなんだ
大事にしていたものも
いつかは壊れていくし
最初は優しかったあの人も
いつか壊れたみたいに怖くなって
それからひどいことをするんだって
そう信じていたときもあったけれど
今はそこから自由になって
私は愛されていいんだって
何度も思える出来事があった
それから愛し合うことは
傷つけ合うことなんかじゃ
なかったって安心した
それでも最初は怖かったけど
でも大丈夫になったのは
信じられる人ができたからで
信じていいんだって
自分に許してあげたから
そう 私は自分に
愛されていいんだよって
何回も言ってあげたんだ
それが今の幸せにつながって
大切な人と
あたたかい日々を過ごしてる
それが奇跡みたいに
思えたこともあったけど
今はそれが当たり前だって思う
だって愛し合うことが
私にはできたんだから
そうやって未来のあなたは
僕に教えてくれたから
僕はあのとき
ひつじの絵を描いてって
何度も描き直させたことを
少し悪かったなって思ったし
違うなぁって思ったときには
本当に欲しいものが何かを
自分の中に
見つけるときだったのかなって
今は思うんだ
だからね
僕はひつじの絵のかわりに
本当に欲しかったものについて
考えてみたんだ
何度も何日も考えたし
考えるのが嫌になる日は
夕日を眺めて寝て過ごした
でもそうするうちに見つけたよ
あなたは見つけた？
それとも今から？
ねぇ あなたにとって
大切にされるって
どんなこと？
愛されることは
愛じゃないことを
遠ざけることとは違ったよ
大切にされてるって感じる時間を
心の中があったまる場所を
増やしていくことだったって
今の僕は思うんだ
未来のあなたに会ったから
僕はそう考えるようになったんだ
あなたもいつか見つけられるね
そうやって大切な場所や
大切にされてるって感じる時間が
きっとあなたの心の中にある
時計の針を進めてくれた
そして愛する人と
愛し愛されるってことが
どんなことかを知ったんだね
僕はね
今も愛に迷うことがあるよ
きっとこれからも
たくさんあるよね
でもそのたびに
あなたとの時間を思い出すよ
何度迷っても大丈夫
正解や答えは一つじゃなくて
変わっていってもいいんだって
今の僕は思うから
また会えたら そのときは
どんな風にされることが
大切だって感じるのかを
僕に教えてほしいな
そしたら僕も
愛するバラの花との間で
見つけたたくさんの愛を話すね
そうやっていろんな愛や
大切にされてることを
たくさん見つけて
幸せはどんな形でも得られるって
感じるような時間を
またあなたと過ごせるように
僕は僕のいる場所で頑張るね
またね
出会えて嬉しかった
次はあなたが涙をふいて
大切にされてる喜びに
心があったかくなるような顔が
見れたらいいな
読み終わったら
星の王子さまからのメッセージを読み終わったら、もう一度好きな人とどんな日常を過ごしたいかを思い浮かべてみてください。
どんな場所でくつろいでいますか？
あなたは好きな人とどんな話をしていますか？
そして好きな人はどんな表情でそばにいますか？
思い浮かべたら、最後の質問です。
その日常であなたはどんな気持ちを感じているでしょうか？
その日常を幸せだと感じたなら、あなたはその未来を実現できる力があります。
もしもあまり幸せではなかったり違和感を感じた場合は、あなたがどんな気持ちを感じられることが幸せなのかを考えてみてください。
すぐに答えが出ないかもしれませんし、何が正解かは人それぞれでしょう。
だからこそあなたの心が幸せだと思う気持ちを見つけることは、あなただけにしかできないことです。
そしてそれを見つけたあなたは、あなたの感じる幸せな日々を大切な人たちと生きる力があることにも何度も気づいていくでしょう。